お米の栽培日誌
2025.04.01
泥水選の詳しいお話 2025年
毎年恒例の「泥水選」の仕事の時期。
この時期は春の陽気や肩が丸まる寒さが入れ代わり立ち代わりで体調を崩しそうですが、泥水選をすると決めた日はほぼ毎年寒くなります。
1日中、水に触れるから余計に体にこたえる。。

『泥水選とは?』
泥水選とは、畑の土と水を混ぜた泥水の中に"稲の種もみ"を浮かべる作業。
浮かべてみると、中身が充実していない軽い種は浮かび、しっかりものは沈む。そうやって良い種を選ぶ。
はじかれた種は?
泥を洗い、乾かしたら、もみ殻を除く作業をしたらもちろん食べられます。
こうやって春以降のマユコベの自家消費分にまわっていきます。
ありがたや。

通常は塩水で行う「塩水選」を行います。
しかしマユコベで塩水選を採用しないのには、理由があります。
1.【塩を買う?】
わざわざ1年に1回のために大量の純塩化ナトリウムを買いたくないし、その製造を応援したくもない。
2.【塩水に種を浸ける?】
明治大正昭和あたりの農書には、塩なんぞに種を浸して良いはずがない!とそれはその通りだが、本によっては顕微鏡で観察したら・・とかあれこれ書いている。
3.【世間の常識から外れた方法?】
塩水選でもまったく問題がない、というのが近代農業の常識だが、そもそもマユコベの稲作は「肥料も農薬も動物性肥料も使用しない」もので、これこそ近代農業の常識からは外れているのだから「種籾水選」も常識から外れてちょうど良いかもしれない。
4.【自然界の菌の働き?】
泥の中の多様な菌類に発芽前から曝露させることで健康な米作りの第1歩になるかもしれない。以前、有機稲作の勉強会で、「購入した殺菌処理済みの苗土は、鍵が開いた無人の空き家みたいなもの。自然に触れたときに稲の敵となる菌に触れると、その菌が簡単に家中に広がる。でもそういった処理をしていない土は、家の中にはすでに多様な菌が住んでおり、悪い菌が来ても簡単には増えることはできない」と。その説明は驚くほどに腑に落ちた。
以上のような理由で、マユコベでは2020年くらいに泥水選に出会って、続けています。

毎年、水浸し・泥だらけ・寒くて・腰にくる作業だが、お手伝いの方もありがたいことにあり、目の前に清浄な土があり、貴重な種があり、まだ続けられます。
お米作りが始まってしまうプレッシャーとともに、2025年のノンストップのお米作りがスタートを切りました。
この時期は春の陽気や肩が丸まる寒さが入れ代わり立ち代わりで体調を崩しそうですが、泥水選をすると決めた日はほぼ毎年寒くなります。
1日中、水に触れるから余計に体にこたえる。。
『泥水選とは?』
泥水選とは、畑の土と水を混ぜた泥水の中に"稲の種もみ"を浮かべる作業。
浮かべてみると、中身が充実していない軽い種は浮かび、しっかりものは沈む。そうやって良い種を選ぶ。
はじかれた種は?
泥を洗い、乾かしたら、もみ殻を除く作業をしたらもちろん食べられます。
こうやって春以降のマユコベの自家消費分にまわっていきます。
ありがたや。
通常は塩水で行う「塩水選」を行います。
しかしマユコベで塩水選を採用しないのには、理由があります。
1.【塩を買う?】
わざわざ1年に1回のために大量の純塩化ナトリウムを買いたくないし、その製造を応援したくもない。
2.【塩水に種を浸ける?】
明治大正昭和あたりの農書には、塩なんぞに種を浸して良いはずがない!とそれはその通りだが、本によっては顕微鏡で観察したら・・とかあれこれ書いている。
3.【世間の常識から外れた方法?】
塩水選でもまったく問題がない、というのが近代農業の常識だが、そもそもマユコベの稲作は「肥料も農薬も動物性肥料も使用しない」もので、これこそ近代農業の常識からは外れているのだから「種籾水選」も常識から外れてちょうど良いかもしれない。
4.【自然界の菌の働き?】
泥の中の多様な菌類に発芽前から曝露させることで健康な米作りの第1歩になるかもしれない。以前、有機稲作の勉強会で、「購入した殺菌処理済みの苗土は、鍵が開いた無人の空き家みたいなもの。自然に触れたときに稲の敵となる菌に触れると、その菌が簡単に家中に広がる。でもそういった処理をしていない土は、家の中にはすでに多様な菌が住んでおり、悪い菌が来ても簡単には増えることはできない」と。その説明は驚くほどに腑に落ちた。
以上のような理由で、マユコベでは2020年くらいに泥水選に出会って、続けています。
毎年、水浸し・泥だらけ・寒くて・腰にくる作業だが、お手伝いの方もありがたいことにあり、目の前に清浄な土があり、貴重な種があり、まだ続けられます。
お米作りが始まってしまうプレッシャーとともに、2025年のノンストップのお米作りがスタートを切りました。
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