2020年の麹の販売を開始したということで、初めて麹と糀の違いを知ったときのお話です。
麹には、「麹」と「糀」という2つの漢字があります。
「糀」は日本の漢字で、こうじを作る過程のお米に花が咲くような様子から作られたそうな。
由来を聞いたときなんだかふわっと幸せな気持ちになりました。誰が考えたのかな~。
職人が「花が咲いているみたいやな!麹より糀のほうが良くない!?」とか話したのかな?
それとも学者のような人が、こうじを仕込んでいる過程を見て、はっと閃いて、みんなに広めたのかな?
もしそうだったら、思いついたとき、笑みがこぼれただろうなぁ。

各村に1軒の麹屋。
みんなが穫れたお米を持ってきてお願いする。
「味噌を仕込むぞー」って。
家族で集って、味噌を仕込む。
親戚も集めちゃうのかな。
大豆に感謝して
塩に感謝して
糀に感謝し
お米に感謝する
家族みんなでつくったもの。
ただ買ってきたものとは違う愛情。
数百年前の人と同じ工程を踏む。
同じ気持ちかな~?
ついでに130年前の品種も使ってみる。
そろそろ味噌作りの季節です。
日程などは決まり次第FACEBOOKで。
