とうとう稲刈りが終わりました。
種まきの前の作業から、田植えや夏の除草作業を経て、収穫です。
10人ほどのメンバーが入れ替わり立ち替わり、都合のいい時間に田んぼに来て、
ばしばし刈って、干していきます。
うまく安定しない稲架掛けの棒と格闘しながらも、
体が慣れ始めたらどんどん進みます。
やっとここまで来たなぁという達成感。
徳島市内に突如現れる天日干し。
散歩しているご近所さんもいつも見ているそうです。
「やっぱりお米は天日干しがいちばんやねぇ」と昔を思い出しながら、
喋りかけてくれます。
手前に見えるのは種が混ざっていた赤米。
WWOOFerの彼もありがたい存在です。静かに黙々と動きます。この2週間後、彼はお遍路に旅立ちました。
記念写真を一枚。
初日に記念写真を撮るのを忘れていました。
みんな一生懸命でした。
お米づくりなんてやったことがない。野菜づくりも。
という面々が、熊本から神山にいらしたジャー村さんと本田さんのお米づくりに刺激を受けて始まった今回の「みんなの田んぼ」。
すぐにみんなでやろうと声をかけたら、たくさん集まっていただいて、本当に嬉しいです。途中のお世話など、やりきれていない作業や、今年の水管理の難しさなど反省点がいっぱいです。
でも、亀の尾の分けつは50本くらい。
旭の分けつは70本くらいにまでなり、この地域ではびっくりのお米になりました。
猛暑のせいでしょうか、不稔の籾がたくさんあります。収穫量はおそらく多くはないのでしょうが、
自分たちのお米だと胸張れます。
また来年もみんなでできるとたのしいなぁ。
あとは、まだ旭の収穫も残っています。旭はきちんと手で刈りましょうか。
さいごまで もう少し。がんばりましょう。
旭でかくれんぼ。