大雨の後。

ここ徳島では、先日の台風16号、すごい雨でした。

風も強かった。

 

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ですが!

稲は強風にあおられながらも、まったく倒れませんでした。

赤米のはざがけも倒れませんでした。

ちなみにあさってから予定している、みんなで稲刈りの場所の稲も倒れていません!

 

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よかった!!

 

稲が倒れるというのは、茎がひ弱だったり、根がしっかりと張っていないところに風雨などの外圧により折れ曲がってしまうこと。

 

倒れてしまうと、稲の穂が地面についてしまいます。

雨の時なら水に浸かります。

 

倒れてしまうと、

収穫機械の「コンバイン」を使う際、うまく刈れなくて困ってしまいます。

 

また、水に浸かってしまうとさらにやっかいで、

地面にべたっと張り付いてしまったり

もみの水分量が多くて乾燥に時間がかかったり

もみが水を吸って発芽してしまったり。

(発芽すると、商品価値がなくなります)

ずっと水に浸かってたらかびも生えるのかな。

 

そんなことになると大変なんです!

 

倒伏は茎や根が弱いと言いましたが、

例えば、肥料が多かったら茎が弱くなる傾向にあったり、

常に肥料分が根の近くにあったら

根を伸ばすことをサボって短いままだったり。

 

いろいろ原因はありますが、

一般的な稲の収穫期に近所を回ると、みんな一斉に倒れています。

だから近所の農家さんは肥料をなるべく少なくしたりするなど

努力されています。

 

自然農園マユコベでは、

肥料を使わないので茎は弱くならない。

根も自分で土の栄養分を取りに行こうと、しっかりと張ります。

 

今年は初めての稲の苗作りで、苗が貧弱で、茎も細めでしたが、

台風に耐える強さはあったようで何よりです。

 

自信もつきます!

 

あとは収穫量が見込みほどあればいいのですが。

味もね。

願うばかり。

 

自然農園マユコベ かわさきまさと

 

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