2018年思うこと①

2018年思うことあります。長文を分けて書きます。

お米作りや野菜作りはおもしろい、農業はおもしろい。

でも畑にいて、楽しいときとそうでないときがある。

楽しいときは時間を忘れ、楽しくないときは心が締め付けられて焦っている。

 

種をまいているとき、楽しい。

管理機で畝立てをしているとき、楽しくない。

おしりをつけて座って作業しているとき、楽しい。

前のめりに中腰で座って作業しているとき、楽しくない。

畑の中をただ歩いているとき、楽しい。

畑をトラクターで走っているとき、楽しくない。

・・・

 

こんな風に自分の中で何が楽しいのか楽しくないのかを分けました。

わかったことがあります。

①時間を気にしているときは楽しくない。

②機械を使っているときは、ほとんどの場合焦っている。

③おしりをつけたりゆっくり歩いたりして、地面との接地時間が長いときは心が穏やか。

 

日頃の農作業を振り返ると、

「長靴履いて、トラクターに燃料入れて耕して、管理機で畝立て、播種機で種まいて、次の圃場へ軽トラで移動。

夜に燃料を買いに行く。

作業がはかどります。どんどん作業できるので、あれもこれも予定を詰め込む。

時計見て、あと1時間!畝立てだけはばばっと終わらせてしまおう!

はぁ〜、終わった、疲れたぁ」

こんな1日。

「時間を気にして、機械を使い続けて、おしりもつけず歩きもせず」

⇒2018年思うこと②

 

米作りをする前に

冬の間、大きなパズルをはめ込むように

こっちの田んぼはコシヒカリかな

あっちはあわみのり?

天日干しはどの品種にしよう。

悩みます

これくらいの収穫量かな。今年度はもう売り切れたからなぁ、この品種は多めに作ろうかなとか逆にやめようかなとか

 

今年の冬は寒いです。

雪や雨が多く、畑は動かない

計画を立てたり、勉強会に行ったりします。

今年の品種は

コシヒカリ あわみのり ササシグレ 神力 亀の尾 もち米滋賀羽二重 赤米

天日干しはあわみのりと亀の尾

 

できれば手植え天日干しの田んぼを増やしていきたい。

究極の米はそこにあるのかな。

わくわくします

冬、晴々の日々

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冬は空がきれいです。朝は暗い寒いで遅めに始まりますが、陽が出ると気持ちがいい。

お米の栽培が終わり、田んぼに残った2番穂は霜によって一面、白くなります。

(写真がない。。)

秋の長雨によって遅れた野菜の生育は冬に入り、ほとんど止まってしまいました。

また日が長くなると少しずつ大きくなることを期待して今は待ちの時期。

 

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自然農園マユコベはいまはゆっくりタイム。野菜はほとんど自家消費にまわり、そのおいしさに喜んでいます。年明けに野菜が揃い始めたらまた野菜市をしたいなと考えていますが、まだそれは先のこと。

 

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マユコベがお休みでも、かわさきに休みはありません。

自然農の家庭菜園の維持。成長がほんとうにゆっくりでとてもいとおしい。

庭の木々の剪定。また来年も花や果実がいっぱい採れたらどうしよっかな。

鶏のお引っ越し。果樹ゾーンへ。これでさらに大きな循環が生まれます。

冬は楽しいですね。

 

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家庭菜園のありがたさ、すごさ、可能性

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今日は雨の予報なので雨の前にできることを、とやり残しているタマネギの除草をしています。

オーガニック、かつ、機械で耕さないので、雑草は刈って株もとに敷きます。4畝ありますが、1畝に直すと、約70mくらい。

これでどのくらいタマネギができるかご存じですか?うちは1畝に4筋植えていますので1400個くらいあります。

これってどれくらいの量でしょう?

実はだいたい3家族の1年分でしょうか。だからうちと、うちの実家と妻の実家の分かなぁ。実際タマネギは半年くらいでだめになってくるので(品種や保存方法によります)、あとはおすそわけのぶん。

これね、売ってしまうと大した量じゃありません。でも家庭の自家用ならとてつもない量。除草しながらね、これは何円になるなぁというよりも、「今年、年末までのタマネギは安泰だなぁ」と考えたら幸せ爆発です。

自分の命につながる食料として、これほどありがたみがわかることはない。だから無駄にしないんです。

徳島の方、周りの畑をみてください。たくさんのブロッコリーやほうれん草、人参が畑に捨てられていませんか?県外の方、スーパーで1-2日経った野菜はどれくらい捨てられていますか?

この状況は本当に変です、まずいんです。だれも食べ物を命としてみていない。ただのお金に交換するものとしてみているから起こるんです。

そんな価値観でいたらおすそ分けでいただいても、すぐ捨ててしまう。

もっと食の大切さが伝わればいいな、能動的にみんなが知ることができればいいなと思います。

 

70mでなくとも、ほんの10mくらいの畝でも200個くらいあります。とっても簡単。プランターでも夏の果菜類ならたくさんとれます。ご相談にのりますよ。

 

さてさて、続きしましょうかね~。

踏み込み温床と自然の循環 

 

 

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最近踏み込み温床をつくりました。

これは落ち葉を主体とした有機物(微生物に分解されるもの)を積み重ねて、踏み踏みし、水を加えてつくる温床です。

敷いた落ち葉をぎゅっぎゅっと足で踏み込み、水をかける。何度も繰り返します。

温度は有機物の分解されるときに出る熱を利用します。

 

初めて作りましたが、とても楽しかったです。

 

この落ち葉は家の敷地内と実家に溜まっている大量の落ち葉を利用しました。

多すぎて疎まれる存在。燃えるゴミに出されたり、燃やされたり。。

数日間で集めて温床に利用しました。

☆ひとつめの自然の循環です。

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今回はそのほかに鶏の糞(鶏糞)も使用しました。

うちには鶏が数羽いますのでふんも毎日でます。

自然農園マユコベでは動物性堆肥を利用しないのですが、この踏み込み温床はキッチンガーデン。

そんな言い訳よりも、本当に大事なことは、ふんもごみではなく利用できるということです。私たちの生ゴミも利用できますね。(生ゴミ堆肥)

☆ふたつめの自然の循環。

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ではなぜ自然農園マユコベでは動物性堆肥を利用しないのでしょう。

 

大きな理由は

①農業に利用されるふんは主に牛や鶏、豚からですが、それら家畜は現代では薬漬け(抗生物質)にされている。その排出物であるふんに安全性が見いだせない。

②現代の農業では(有機・一般関わらず)、家畜糞を大量に畑や田んぼに入れすぎ。

です。

 

1ですが、近年家畜に対する抗生物質の大量摂取が問題になっています。この問題は薬剤耐性菌についての議論(オバマ元大統領の大統領令にありましたね)ですが、このほかにその抗生物質の家畜糞への残留も見逃せません。家畜糞への残留はまちがいなくあると様々なレポートで提出されています。間違いのない丁寧な堆肥作りの過程では残留抗生物質は0に近くなりますが、農家手作りの堆肥は生ふんに近いものや完熟していないものも本当に多々あります。

いろいろ議論はあるでしょうが、予防原則に従って使わない方がいいかと思いました。

 

次に2ですが、有機農業や一般農法(化学肥料農薬使用の農法)では家畜糞を大量に田畑に使用します。主に堆肥化して使用しますが、大量です。

家畜糞(堆肥)は化学肥料の利用を減らすための代替案で、きちんと栄養分析的に代わりにするためには大量に使用するしかないのです。

本当の堆肥の利用目的は栄養素の補充ではなくて微生物相の活性化なのだけれど。

家畜糞や堆肥を理解しないで使用する農家が異常に多い。そのせいで畑には有害菌もいるし、ふんの出所の家畜からの有害物質もすべて畑に(周辺水脈にも)流れます。

においもいやです。徳島では夏場に町中異臭がするほどです。

 

長くなりましたが、

これらの理由あって自然農園マユコベでは動物性堆肥を使いませんとわざわざ書いています。

なぜならすこしでも使うと(うちの鶏のふんでも)、表示上はこれら農家と同じ栽培になってしまうからです。表示や認証は使用量が規定枠内だったら、1も100も質が違っても、表示上は同じなんです。それが「認証」や「表示」の欠点ですね。

 

今回のテーマ踏み込み温床ですが、うちのキッチンガーデン(家や周辺も含めた)は自然の循環を目指して鶏の糞も使いますが、

(ちなみに私たちの鶏は、自然栽培のお米と米ぬかと野菜しか食べさせていません)

自然農園マユコベでは使っていないし、これからも使いません。

この温床からできる堆肥もキッチンガーデンで全量利用します。

 

仕事として、自然栽培の農業。

趣味として、家庭でのパーマカルチャーの追求。

 

なんという贅沢なんでしょう。

 

 

自然農園マユコベ かわさきまさと